ヒステリックグラマー (HYSTERIC GLAMOUR)
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ヒステリックグラマー（HYSTERIC GLAMOUR）は1984年にデザイナーの北村信彦氏がスタートさせた日本のファッションブランドです。
デザイナーの北村氏は東京モード学園を卒業後、オゾンコミュニティ社に入社し、その後同社から自身が手がけるブランドであるヒステリックグラマーを立ち上げます。
ブランド名は北村氏が惹かれる単語が組み合わされ、「ヒステリックでグラマーなバンドのグルーピーをしているような女性」がブランドのミューズとなっており、「ヒスガール」と呼ばれるセクシーな女性モデルのイラストがそのイメージを体現しており、ブランドのシンボルとなっています。
ブランドの特徴としては、シルエットは細身でデニムやミリタリー、ワーク、アウトドアを核とする、アメリカンカジュアルをベースとしたリアルクローズに、1960～80年代のロックやアート、サブカルチャーの要素を取り入れたコレクションが中心となっています。
また、ロックバンドやアーティストに関連したアイテムを展開する事も多く、ラモーンズやニューヨーク・ドールズ、カート・コバーン(ニルヴァーナ)、マルコム・マクラーレンなどに関連したプリントTシャツなども発表しています。
あまり流行に左右されず、独自のデザイン性や考え方を一貫して貫いてきた事で、芸能人やスタイリストにも愛用するファンが多く、誕生以来、末長く愛されるブランドとなっています。